言語聴覚士のブログということで、私の所でも一番多い相談がこれ。
「ことばが少ないのです」
「まだ何も話しません」
その年齢、その子にとってやることはたくさんあるのですが、
凸凹のあるお子さんにも、
無いお子さんにも、
わからないお子さんにも、
発達が早いお子さんにも言えるのは、
絵本が良いということです。
ただ眺めるだけでもよし、
自分で勝手にめくってもよし、
保護者さんや保育士さんと
一緒にみるもよし、
厚めの本ならカミカミしても。
布絵本でも、音が出る絵本、
車のハンドルが付いてる絵本などなど。
何でも良いのです。
それは発達年齢に応じて子どもの興味を引くようににできているからです。
その子に合う絵本はどこかにあるはずです。それらが「ことばの土台」になる。
座ってじっくり遊ぶ、やりとりする、因果関係を理解する、などなど。これらは「ことばの土台」です。
全く話してなかった子が、絵本を見てすぐ話し出す事は少ないと思います。
文字通り「育てる」為にはいきなりお花(有意味語)を期待せず、芽が出てふくらんで
、、、、♪、、、、
と順番に育てます♪
それが「ことばの土台」
その土台作りにも絵本は役にたってくれます。
絵本選びは、その子の発達年齢に応じた本が大切。
でもそれを探すのは難しいですよね。
買うのはお金もかかるし場所も大変。
図書館だけでなくても、子育てセンターにも本の貸し出しがある所もあります。
こどもコーナーならある程度声出してもOKですし、スタッフさんに聞いてもよし。
子ども向けのお話会もやっている時もあります。なんなら子育て相談もその場で出来る事もありますよ。
自分が住んでいる地域の図書館、子育てプラザ、児童館など検索してみてくださいね。
身近な資源を有効に活用してみましょう☆彡
